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カフェブラジル

ポルトガル直輸入のスペシャリティコーヒー豆

カフェ好きのシェフが、ポルトガルでコーヒー豆の焙煎と販売しているお店を探し出して、直輸入しました。すべてえスペシャリティコーヒー豆です。それぞれの豆の特徴を載せてます。カフェを注文されるときの参考にしてください。

ポルタ・ド・セウ(ブラジル)

カフェブラジル
生産国ブラジル
地域ミナスジェイラス州
ポソスデカルダス
標高1200-1300m
フレーバーヌガー
チョコレート
干しイチジク
品種カトゥアイ
ムンドノヴォ
(全てアラビカ種)
精製方法ナチュラル
(自然乾燥式)

チリノス(ペルー)

カフェペルー
生産国ペルー
地域カハマルカ州
サンイグナシオ
標高1750-1900m
フレーバーダークチョコレート
アーモンド
フルボディ
品種カトゥーラ
ブルボン
カティモール
(全てアラビカ種)
精製方法ウォッシュト
(水洗式)

プエブロ・ヌエヴォ(コロンビア)

カフェコロンビア
生産国コロンビア
地域カウカ県
ピエンダモ
標高1750-2100m
フレーバーミルクチョコレート
クレメンタイン
(柑橘類)
ナッツ
品種カスティージョ
カトゥーラ
コロンビア
(全てアラビカ種)
精製方法ウォッシュト
(水洗式)
Lisboa11月ごはん

お米料理へのこだわり

Lisboa11月ごはん

当店のコースメニューには、旬の食材に合わせて、毎月お米料理が変わります。

今回は、ポルトガルのお米のいろいろを書きたいと思います。

ポルトガルはお米の消費ヨーロッパ1位

お米の消費量

2011年の資料なので10年前になりますが、
1年間の1人あたりお米の消費量
ヨーロッパではポルトガルがダントツ1位です!!!

パエリアで有名なスペインや、リゾットで有名なイタリアを抑えて、堂々の1位です。

日本ではもっと食べているのですが・・・・。

ポルトガル語でお米は?

ポルトガル語でお米は

Arroz(アホシュ)と言います。

*「R」が2つあると、喉の奥で空気を震わせるような発音で、ラ行よりハ行に近い発音になります。難しい。

タコごはんは、Arroz do polvo(アホシュ・ド・ポルヴォ)

鴨ごはんは、Arroz de pato(アホシュ・ドゥ・パト)

鱈ごはんは、Arroz de bacalhau(アホシュ・ドゥ・バカリャウ)

ライスプリンは、Arroz doce(アホシュ・ドース)

メニューに、Arrozと書いてあったら、お米料理と思ってください。

お米の料理方法

白ごはんとして食べる場合は別ですが、基本的にはこのような手順でお米料理を作ります。

1.出汁を作る

日本の炊き込みごはんの出汁に使うかつお節、昆布、干し椎茸などと似ています。ポルトガルでは、そのごはんに合わせた出汁を作ります。

タコごはんなら、タコ出汁。
鴨ごはんなら、鴨出汁。
鱈ごはんなら、鱈出汁。

日本と同じで、この出汁が料理の命です。当店でも、この出汁作りに何時間もかけてます。

2.下準備をする

鍋にベースとなる材料を入れて下準備をします。このベースがポルトガル料理の根源を支えてます。逆に言うと、このベースがちゃんと入ってないと、本場のポルトガル料理の味は出ません。

・オリーブオイル
・にんにく
・玉ねぎ
・塩
・ローリエ

このベース(5種類)を「Refogado(レフォガード)」と呼びます。

*単語の最初に「R」が付くと、タンが絡んだような発音になるので、ラ行とハ行の間になり、カタカナでは表せません。

この「Refogado(レフォガード)」に、燻製した豚肉(豚バラのベーコン、チョリソ、サラミなど)を隠し味として加えて、味に深みを出します。

3.お米から鍋で炊く

ベースに、お米、出汁を入れて、鍋で炊きます。これによって、出汁がお米の中に浸透して、美味しいごはん料理ができます。
この時の、お米に対する出汁の分量比で、水分が少なめの炊き込みごはん風にしたり、炊き終わってからオーブンで焼いておこげをつけたり、水分多めのおじや風にしたりします。

炊き込みごはん風:鴨ごはん、鶏肉ごはん、キノコごはん、ポルト風タコごはん など
おじや風:タコごはん、バカリャウごはん、トマトごはん、海鮮ごはん、豆ごはん、菜の花ごはん、アンコウごはんなど

4.仕上げ

お皿に盛りつけて仕上げです。

タコごはん:パクチーのせます。ポルトガル南部の料理にパクチーは欠かせません。海鮮を使ったごはんにはほとんどパクチーをのせます。

鴨ごはん:チョリソをのせます。スライスしたオレンジをのせる時もあります。

トマトごはん:魚のフリットをのせます。この組み合わせは定番。魚は、まめあじなどの小さな魚、バカリャウなどの白身魚が多いです。

当店のお米のこだわり

ポルトガルのお米料理では、お米は洗わずにそのまま使います。
ですので、当店では、お米は無農薬の玄米を5分つきを取り寄せて使ってます。

いつもはヒノヒカリを使ってますが、現在売り切れなので、こちらのセットで是非お試しください。(アフィリエイトを使用してます。)

カフェの店内

ポルトガルのカフェの注文方法

カフェの様子

ポルトガルはカフェ文化

町のあちこちにカフェがあります。

オシャレなカフェから、地元に愛される古いカフェまで様々です。

町中を歩いて、ガラス越しにたくさんの美味しそうなお菓子を発見したら、そこはカフェです。

コーヒーが飲みたい、甘いものが食べたい、ちょっと休憩したい、そんな時に気軽に入れるのがカフェです。(日本でも同じですね。)

カフェの店内

種類が豊富だけど・・・・

店内に入ると、ショーケースに様々なパティスリーが並んでいます。

甘いもの、パイ生地、肉、魚、揚げ物、サンドイッチまで種類が豊富。

でも、困ってしまうのが、商品名が書かれてない!

価格も書いてない!!!

でも、1個1~2€(130円~260円程度)のものが多く、凄い金額を請求されることはないので、ご安心ください。

カフェ注文の結果

注文手順

頑張って注文したら写真のように美味しそうなパティスリーとカフェが揃います。

1.欲しい商品を指さす

見た目で美味しそうなものは美味しいはず!
中身が何か知りたい場合は、「o que é isso(ウ・ケ・エ・イッソ)=これ何?」と聞いてください。
きっと答えはポルトガル語なので、そこは辞書を片手に!

2.ドリンクも注文する

これもメニューがなかったりしますが、どのカフェでも同じようなカフェメニューなので、自分のお好みのカフェの名前を覚えておくといいと思います。

カフェが苦手な人は、ジュースやココアなど冷たいドリンクがショーケースに入っているので、指差して注文できます。紅茶もあります。

3.会計する

【そのままショーケースの上に商品をのせて立ったまま食べる場合】
商品が出た時点でも食後でも会計可能。特にチップの必要はないけど、小さなコインのお釣りなんかはもらわずにそのまま置いていくのがスマートなやり方。

【テーブル席まで持ってきてもらって座って食べる場合】食後に会計。テーブルにあるレシートにチップを加えた金額をそのままテーブルに置いていく。細かいお金を持っていない場合は、レシートをレジまで持っていってお釣りをもらう。その時は、チップを払わずにそのままお釣りをもらって大丈夫。

チップはサービスに対して自分(お客側)がどう思ったかを示すシステムなので、気持ちいいカフェだったなあと思ったら、是非チップを渡してください。

「レシート合計1.8€の場合、2€払う」など、切りのいい金額にするのがスマートです。

レストランの場合は、また別です。レシートの10%くらいがチップになりますが、これはディナータイムや豪華なレストランの場合。ランチタイムは、カフェと同じ感覚のチップでOK。

カフェの種類

よく注文される4種類を紹介します。他にもたくさんあるので、調べてみてください。

ビッカ、エスプレッソ、カフェ
ガロット
ガラオン
アバタナード

これで、いつポルトガルへ行っても楽しいカフェタイムが過ごせるはずです!

エッグタルト

看板お菓子のエッグタルト

エッグタルト

ポルトガルのお菓子と言えば、

エッグタルト

というくらい、多分一番有名なお菓子です。

ポルトガル語では、

パステイス・デ・ナタ(複数)

パステル・デ・ナタ(単数)

と言います。

ポルトガルの人は、

パステル とか ナタ とか短くして言います。

エッグタルトという英語名の方が世界中で広がっているので、日本ではエッグタルトの方が馴染みがありますね。

この音が美味しさの秘訣!

当店Lisboaでは、開業10年目にしてようやくメニューに入れることにしました。現地ポルトガルにいるエッグタルト職人(エッグタルト専門店やレストランのパティシエなど)からいろいろなヒントやレシピを教えてもらい、ジョゼ本人が試行錯誤して今のエッグタルトになりました。

周りの生地はサクサクしながらもしっかりした歯ごたえもあり、中身は甘さとクリーミーさのハーモニー。シナモンをかけてお召し上がりください。

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