海鮮ごはん3種類

ポルトガルは、パンが有名ですが、実はヨーロッパで最もお米を消費する国です。
パエリアで有名なスペインの2倍、リゾットで有名なイタリアの3倍の消費量です。

1年間の1人あたりの米の消費量



北から南まで、どの地域に行ってもお米料理がありますし、お米を使ったデザート(ライスプリン)もあります。

お米は大きく分けて2種類

  • ジャポニカ米
  • インディカ米

ジャポニカ米は、日本のお米と同じです。
ポルトガル国内で売られているジャポニカ米は、ポルトガル産のCarolino(カロリーノ)というお米。日本産のお米より1粒1粒がつっくきにくく、甘みもそこまで強くありません。

日本から輸入しているコシヒカリなどはとにかく値段が高い!
イタリアや北欧で作れられいるコシヒカリなども輸入して売ってますが、日本産のものに比べるとあまり美味しくないです。

インディカ米は、日本のお米より細長いお米です。ポロポロになるお米です。
日本でも、タイ料理屋やインド料理屋に行くと出てきます。
ポルトガル国内で売られているインディカ米は、ポルトガル産のAgulha(アグリャ)というお米。値段は Carolino(カロリーノ) とあまり変わらないです。

レストラン、食堂、フードコート、様々な場所でジャポニカ米もインディカ米も使われてます。

今回は、ごはん料理の中でも、ポルトガル観光に行ったら必ずと言っても食べる海鮮ごはんのレシピを紹介します。

海に囲まれた共通点があるポルトガルと日本。
海鮮からしっかり出汁をとって、調味料は塩のみ。
出汁文化の和食と通じるところがたくさんあります!

出汁の優しい味が染み込んだごはんを、家でも是非作ってみてください。

アロシュ・デ・マリシュコ
Arroz de Marisco
(海鮮ごはん)の作り方

材料(6人分)

真鯛   2匹
エビ   18尾
塩    少々
水    1リットル
玉ねぎ  2個
トマト  3個
にんにく 2片
オリーブオイル 60㏄
ローリエ 2枚
白米   240g
コリアンダー 適量

作り方

  1. 鯛は3枚におろし、身とアラに分けます。身に軽く塩を振って、一口大に切ります。
  2. エビは殻をむき、身に塩を振って軽く揉んでおきます。殻は捨てずに残しておきます。
  3. 出汁を作ります。鍋Ⓐに水、鯛のアラ、エビの殻と、皮をむいた玉ねぎを切らずに丸々1個そのまま入れ、火にかけます。あくが出たら取り除いていきます。(7までずっと中火で火をかけておきます。)
  4. トマトは中央に浅く十字の切込みを入れて、鍋Ⓐに入れて、皮がめくれてきたら引き上げます。冷水につけて皮をむき、皮だけ鍋Ⓐに戻します。身はみじん切りにします。
  5. もう1個の玉ねぎは粗みじん切り、にんにくはみじん切りにします。鍋Ⓑにオリーブオイル、玉ねぎを加えて炒め、ある程度炒めたらにんにくを加えて、しんなりするまで炒めます。
  6. 鍋Ⓑの中に4のトマトとローリエを加え、弱火で柔らかくなるまで炒めます。
  7. 鍋Ⓐの火を止めて、キッチンペーパーなどで漉して、600㏄だけを鍋Ⓑに加えて塩で味を調えます。白米を加えて蓋をして中火で10分炊き、沸騰したら1の鯛とエビを加えて軽く混ぜ、鍋Ⓐの残りの出汁360㏄を加えて、さらに中火~弱火で7分炊きます。
  8. 火を止めて、数分蒸らしてから、最後にみじん切りにしたコリアンダーを上にかけて完成です。

ポイント

  • 海鮮なら何でもOK。ポルトガルでは、魚、エビ、アサリをよく使います。
  • 米を入れたら、蓋をしてじっくり待ちます。混ぜないのがコツ
    (海鮮入れたときだけ、お米と絡ませたいので1回だけ混ぜます。)
  • 魚のアラ、エビの殻などでしっかり出汁をとります。
  • ポルトガルで海鮮ごはんには必ずコリアンダーを使います。
    (苦手な方はなしでもOK。)
  • ポルトガルの塩ポルトガルのオリーブオイルで作るとさらにポルトガル味もアップ!(当店Lisboaでも使用してます!)